わたしの名は紅

ジタン

2006年10月13日 23:21

わたしの名は紅

2006年10月★『ノーベル文学賞』 受賞!

著者/訳者名 オルハン・パムク/〔著〕 和久井路子/訳
出版社名 藤原書店
サイズ 628P 20cm
価格 3,885円(税込)

本の内容

黄昏のオスマン・トルコ帝国にしのび寄る、ヨーロッパ文明のコスモロジー。東西文明が交錯する都市イスタンブルで展開する細密画師たちの苦悩と葛藤を描く。歴史ミステリー小説、遂に上陸。国際IMPACダブリン文学賞、フランスの最優秀海外文学賞、イタリアのグリンザーネ・カヴール市外国語文学賞等を受賞。

著者紹介
パムク,オルハン[パムク,オルハン][Pamuk,Orhan]
1952年イスタンブル生。3年間のニューヨーク滞在を除いてイスタンブルに住む。処女作『ジュヴデット氏と息子たち』(1982)でトルコで最も権威のあるオルハン・ケマル小説賞を受賞。以後、『静かな家』(1983)『白い城』(1985)『黒い書』(1990)『新しき人生』(1994)等の話題作を発表し、国内外で高い評価を獲得する。初邦訳となる『わたしの名は紅』は、1998年に刊行され、国際IMPACダブリン文学賞、フランスの最優秀海外文学賞、イタリアのグリンザーネ・カヴール市外国語文学賞等を受賞、世界32か国で版権が取得され、すでに23か国で出版されている

和久井路子[ワクイミチコ]
横浜生まれ。アンカラ在住。フェリス女学院を経て、東京大学文学部言語学科卒業。同大学院修士課程修了(言語学・トルコ語学)。リハイ大学(アメリカ)で博士号取得(外国語教育)。現在、中東工科大学(アンカラ)現代諸語学科に勤務